動詞(ドウシ)を考えたい
なにが「どうする」のか、なにを「どうする」のかの「どうする」を表現するのが
ドウシだ、
たとえば空腹の極致で食べものが欲しいとする、相手に伝えるための言葉の第一選択は
「食べもの」というメイシだろう、FOOD!とボディーランゲージで伝わる確率は50%以上ある。
でも、相手がFOODがどうしたのだ?と迷う可能性もある、ここで食べものを「与える(GIVE)」(もらう)と
云えれば「なにを」「どうする」ことをあなたが求めているのかがもっとはっきりする、
もらうのだから<自分に>与えるわけだが<自分に>と云えなくてもそれはそれこそ
ボディーランゲージでカバーできる、GIVE FOOD+ボディーとやることで理解の確率は70〜80%に上がる。
また、自分は「食べもの」 「を欲しい」のだという伝え方もできる、
WANT(を欲しい)というドウシを 使ってWANT FOOD、と。
ただ、ひとつ違いがあるとすれば前者は相手の行動を促す姿勢なのに対し、後者は自分の希望を伝えるに止まっている。
コミュニケーションで自分の求めるものを手に入れたければ相手へ訴えて行動を頼み込む方が有利だし、
これを基本とすべきだと俺は思う。


メイシとともにドウシを使うことができればコミュニケーションのほとんどは
可能になると云ってもいい。


上に出たふたつのドウシはなにを「どうする」タイプで、ものに働きかけるドウシです。
こういうのを硬い言葉でタドウシ(他動詞)と呼ぶ。
それとは違い、たとえば GO(行く)、COME(来る)、FALL(落ちる)、WEEP(泣く)、FLY(飛ぶ)、みたいな、
なにが「どうする」タイプのものを、硬い言葉でジドウシ(自動詞)と呼ぶ。
このふたつの役割を両方備えたドウシもけっこうたくさんある。ここではそんな説明はやめておいて、
とにかく「なにをどうする」タイプのドウシと「なにがどうする」タイプのドウシがあることを知っときましょう。
つまりドウシの役目っていうのは、このふたつの動作を表現する言葉だ、と まず知り、
その上でもうひとつ第3のタイプとして大事なもの、
なにがなに「である」、なにがどう「である」の<である>と状態と存在を表すドウシ =BEドウシ
というものがあることを知って欲しい。実はこのBEドウシのことをドウシだと意識できていない人たちが
非常に多いのに驚きます。
このことは文法の知識におおいに関係するのですが、あえてここで書いておきますと、BEをドウシだと意識
していないがゆえに文で表現しようという時にBEを平気でとばしてしまう、BEの必要性をはなっから
感じていないという現象が頻繁に見られます。
実はこれが日本人のえいごリョクの致命的欠陥のひとつだと俺は思ってます。
なにがなに「である」、なにがどう「である」と云いたければBEドウシは絶対に必要です。

さて、ドウシも数限りなくあるので、どんなのをマスターしていけばいいのかについてはかんたんではない
だろうけど、
GIVE(を与える)、GET(を得る)、HAVE(を持つ)、MAKE(を造る)、PUT(を置く)、TAKE(をとる)、などに代表される、
自分ひとつにたくさんの 意味や使い方を持っていて他の多数の語と結びつく性質のある
重要でキモなドウシがあります、

世に出回るえいごブックスも常套句のようにこれらのオールマイティーさみたいなものを強調する傾向
にあります、GIVEとGETですべてがOKみたいな暴論を売り物にするずる賢い連中もいます
(彼らの金稼ぎのえじきになる必要はまったくない)
実際にマスターするのは非常に難しいです、相当えいごに自信のある人達でも本音を聞けば、
「こいつらはDEEPというかWIDEだねぇ〜」と答えるでしょう、
これについては俺は、しっかりしたえいごの辞書(ジニアスみたいな英和辞典かLONGMANみたいな英英辞典)を
ことある毎に参照して、「あ、そ〜なんだ」と納得するくらいでいいと思います。
これらは他(ゼンチシとか云います)との結合によってこそ広がりを見せているのであってそれ自体では
たいして広がりのパワーは持たないとも云えます。
次に、THROW(を投げる)、BREAK(を壊す)、SLIP(すべる)、HEAR(聞こえる)、RUN(走る)、STOP(止まる、を止める)、
のような日常の動作・行動をあらわすもの、これらこそが必須の弾丸(タマ)となる、( もう少し具体的に例を挙げる )
そして、より複雑な動作を表すものーたとえばRADIATE(放射する)、OOZE(しみ出る)、WHISPER(ささやく)、
RESPOND(反応する・返事する)、SPLASH(はねかす)―がいっぱいあるけれども、
カイワでのコミュニケーションだと登場する場面がある程度限られる、知っているに越したことはないが
それよりも優先順位の高い前出の2つのグループのドウシを覚えていくだけでも
相当な時間が必要だからあまり気にしない、





タンゴへ戻る




このページは
伊吹直哉がえいごリョクを考えてみたいけどド〜ヨ?のサイト
の一部です