形容詞(ケイヨウシ)と副詞(フクシ)を考えたい
あるもの・あるひとの状態が「どのようなのか」を表すのがケイヨウシです、
その表し方には2タイプあって、あるもの(ひと)は「どのようだ」と云う場合と
(それは)「どのように限定される」あるもの(ひと)なのだと云う場合です。
かんたんな例で云えば、あなたは美しい=YOU ARE BEAUTIFIL. が前のタイプでBEAUTIFILがケイヨウシです。
ドウシのところで書いたようにBEドウシ(やその同類)を使って云います。
それに対して、MY GIFT=私の贈り物のMYが後のタイプに当たります。GIFTだけだと誰の?どんな?贈り物か
はわかりませんが、MY=私のをつけることでGIFTの性格が限定されます。
みなさんのよく知るTHEもケイヨウシです。冠詞と習いますが、ケイヨウシと
思う方がわかりやすい。
なんのためにTHEをつけるのかといえばこのケイヨウシの性質からして<限定する>ことが目的なのです。
さて、メイシ>ドウシ>ケイヨウシと優先順位をつけましたが
どうしてケイヨウシが必要になるのかを、前出のGIVE FOODの例で解説します。
たべものをくれ、たべものがほしいとメイシ+ドウシで訴えるのとはアングルを変えて、
自分がおなかが空いている状態を相手に訴えるコミュニケーションも考えられる。
ただしそのためには「空腹の」(状態)を表すことばが必要です。これがHUNGRYというケイヨウシなのです。
同じことをメイシとドウシを使って表現しようとしてもとても難しいですし、ボディーランゲージをフル活用
しても誤解される率は高いでしょう。そういう意味において、ケイヨウシはメイシとドウシよりもレベルが高いと
云えます。優先順位ではありません。自分が悲しいならSAD。このケイヨウシが手持ちにあれば
他はどんな表情・身振りもいらない、怒っているならANGRY、うれぴ〜ならHAPPY、と一語で表現できます。
ものの性格や様子を表現するのもケイヨウシ、「白い」はWHITE、「でかい」はBIGですよね、
フクシというのはドウシとケイヨウシをより具体的に限定するものです、
走るはドウシRUNです、これを<速く>走る、とより限定するにはフクシFAST(速く)をコンビネーションに使って
RUN FASTとやります、かわいいはケイヨウシPRETTYですが、<とっても>かわいいとより限定するには
フクシVERYを使いVERY PRETTYとやります。
ここでひとつ大事なことを書きます、英文法を教えられる時に修飾という
言葉をよく聞かされますよね、実はあれが文法をわかりずらくしている原因のひとつだと俺は思う、
修飾という言葉があまりに漠然としていてピンと来ないからです、忘れた方がいい、
その替わりに、「より具体的にするために」プラスする言葉だと考える、
より具体的になることを「限定される」という別のことばで俺は呼びます、
タンゴへ戻る
このページは
伊吹直哉がえいごリョクを考えてみたいけどド〜ヨ?のサイト
の一部です